Pythonは文字列の扱いが簡単なので、0埋めでの桁数指定等がある場合、逆に詰まったりする人は多いのではないでしょうか。
今回は、そんなHH:MM形式での0埋めで出力する方法を解説します。
目次
0埋め:formatを使用する方法
恐らく、一番簡単なのがこのformatを使用する方法になります。
こちらは、整数値、文字列共に対応しています。
“文字列”.format()形式
>>> HH, MM = 3, 5
>>> "{:0>2}:{:0>2}".format(HH, MM)
'03:05'
文字列の中に、{:0>2}を入れて、その後format関数によって埋め込む形です。
{:0>N}は、N文字の0埋めを意味しています。
format(“文字列”, 変数)形式
>>> HH, MM = 3, 5
>>> HH = format(HH, "02")
>>> HH
'03'
>>> MM = format(MM, "02")
>>> MM
'05'
>>> ":".join([HH, MM])
'03:05'
0埋め:zfillを使う方法
次に紹介するのは、zfillを使う方法です。
これは、時間が文字列(str型)の時にのみ使用可能な方法になります。
>>> HH = "3"
>>> HH = HH.zfill(2)
>>> HH
'03'
>>> MM = "5"
>>> MM.zfill(2)
'05'
>>> MM = "5"
>>> MM = MM.zfill(2)
>>> MM
'05'
>>> print(":".join([HH, MM]))
03:05
0埋めの時間 問題サンプル
Atcoder ABC-A[When?]
まとめ 0埋めの時間の表示方法
HH:MM形式で、0埋めして出力する方法をformat、zfillを用いる二つの方法で解説しました。
他にも解説記事を書いていく予定なので、良ければ読んでみてください。
コメント